米Network Generalは9月14日(米国時間)、モバイル向けのネットワークアナライザソフト「Sniffer Portable 4.8」の日本語版を出荷開始すると発表した。国内では、住商情報システム株式会社と、株式会社日立インフォメーションテクノロジーを通じて販売される。価格は、期間限定のキャンペーン価格が設定されており、LAN向けのSniffer Portable LANで60万円(税別)からとなっている。
Sniffer Portableは、ノートPCにインストールして、素早く現地で対応を行うためのネットワークアナライザソフト。フォールドエンジニアによるオンサイトでのトラブルシューティングや、ラボ環境でのネットワーク機器分析テストといった用途に向くという。
具体的には、セグメントのトラフィック、エラー、サイズ分布、使用状況といった全体的な統計レポートを作成できるほか、ネットワーク問題の根本原因を特定し、問題に対する解決策の提示と説明を行うエキスパート解析機能を搭載する。また、IEEE 802.11a/b/gの各無線LANにも対応するとのこと。
なおNetwork Generalの社長、マイケル・ポープ氏は「日本はNetwork Generalにとってチャンスとなる市場。Sniffer Portable 日本語版によって、当社はこの市場をリードし、他社との距離をさらに広げることができるだろう」とコメントしている。
■ URL
米Network General(日本語)
http://www.networkgeneral.jp/
( 石井 一志 )
2005/09/14 14:41
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