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今回提供されるソリューションの概要
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株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(以下、NTTデータ)とマイクロソフト株式会社は11月15日、NTTデータのCTI/CRM製品「VOISTAGE」とMicrosoft Officeを連携させた統合VoIPソリューションを開発したと発表した。2006年4月より、VOISTAGEのパートナーを通じての販売を開始する予定。
この統合ソリューションは、VOISTAGEのCRMアプリケーション、VoIPゲートウェイ機能と、Office Live Communications Server 2005(LCS 2005)を連携させたもの。外部ネットワークとしてはNTT東西やNTT ComのIP電話サービスを利用するとともに、企業ネットワークのSIPプロキシとしてLCS 2005を導入、この両者をVOISTAGEで結ぶ形をとる。
これによって、電話の発着信に関連した業務をOfficeアプリケーションから管理・運用できるようなるため、オフィスやコールセンター業務における生産性を向上可能という。具体的には、Excelに保存されている携帯電話の番号や、Webブラウザに表示されている電話/FAX番号などを直接クリックするだけで、電話をかけることができるようになる。一方、外部からの電話はVOISTAGEの音声認識機能とLCS 2005のプレゼンス(在席情報)を用いて、適切な人へ自動転送させることが可能とのこと。
主なコンポーネントの価格は、VOISTAGEマルチメディアカードが190万円(税別)、LCSのStandard Edition(5CAL付)が21万9000円(同)、LCS Enterprise Edition(25CAL)が91万3000円(同)など。このほか、IP電話の利用料金が別途必要になる。
なお両社では、2006年度に10億円の販売を見込んでいる。
■ URL
株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
http://www.nttdata.co.jp/
マイクロソフト株式会社
http://www.microsoft.com/japan/
プレスリリース
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2491
( 石井 一志 )
2005/11/15 12:42
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