富士通株式会社は11月29日、イントラネット向けのコラボレーションソフトウェア「CollabetDS」を発表した。同製品は、株式会社富士通研究所、富士通関西中部ネットテック株式会社と共同開発したもので、販売を富士通が担当する。
CollabetDSは、IP電話やテレビ会議の機能に加え、ファイル共有、アプリケーション共有といった、複数のコミュニケーションツールを統合したソフト。サーバーや専用ハードウェアなどの特別な環境を必要とせず、PCにソフトをインストールし、名前などの設定を行うだけですぐに利用できるという。接続できるのは最大4人まで。IP電話のプロトコルとしてはSIPを利用する。
各機能のうち、ファイル共有機能ではドラッグ&ドロップで特定のファイルやフォルダのみを簡単に共有できるほか、スケッチ機能と組み合わせ、共有ファイルに補足説明を書き込むことも可能。またアプリケーション共有機能においては、画面イメージだけを共有するため、相手のPCに同じアプリケーションがインストールされている必要はないという。
対応OSはWindows XP Professional/Home。価格は2万円からで、100ライセンス付きの場合は140万円になる。
■ URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
プレスリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2005/11/29.html
( 石井 一志 )
2005/11/29 18:03
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