 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
IP電話への攻撃を防止するプロキシ・暗号化技術－富士通研究所が開発 |
||||||||||||
|
||||||||||||
|
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||
|
||||||||||||
今回同社が開発した技術は、セキュリティ用プロキシサーバーと、セキュリティ強化IP電話端末の組み合わせで実現されるもの。端末と呼制御サーバー間のメッセージの順序や状態を考慮した整合性チェックによって、攻撃などの不正なメッセージを検出・排除する。またテンプレートに従った安全なメッセージへの再構成を行い、転送先のサーバーや端末での安全な処理を実現するとのこと。 さらに盗聴防止を図るため、SRTP（Secure RTP）やIPsecによってセキュリティ強化IP電話端末間の通信を暗号化するほか、通話ごとに異なる暗号鍵を自動生成し、端末間で交換する手法をあわせて採用した。PC上で試作した端末ソフトによる実験では、SRTPによる動画を含めた暗号通話を、150ミリ秒以内の音声遅延で実現したという。 富士通ではこうした技術によって、インターネットを利用しながらサービス停止や盗聴のリスクを軽減した「コンシューマー向け安心IP電話」や、内容や相手に応じて秘話機能を選択できる「秘話機能付きIP電話」などのサービスが実現可能としており、IP電話システム製品として製品化を目指す考えだ。 ■ ＵＲＬ 株式会社富士通研究所 http://www.labs.fujitsu.com/jp/ プレスリリース http://pr.fujitsu.com/jp/news/2005/12/2.html ■ 関連記事 ・ 意外と大変？ インターネット電話の盗聴対策（2004/05/28）
（ 石井 一志 ）
|
