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NTT東西、複数拠点の同時接続に対応したIP電話会議システム

フレッツ・グループアクセス/フレッツ・グループにも対応可能

MB-1000

MB-1000の利用イメージ
 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東)と西日本電信電話株式会社(以下、NTT西)は12月22日、複数拠点間で電話会議を行えるIP電話会議端末「MB-1000」を発表した。価格は15万5400円で、12月26日より販売を開始する。

 MB-1000の最大の特徴は、両社が提供する企業向けのIP電話サービス「ひかり電話ビジネスタイプ」や、フレッツ・グループアクセス(NTT東)、フレッツ・グループ(NTT西)といったIP-VPNサービスをバックボーン回線として利用できること。これらのサービスでは、同一契約者グループ間の通話、もしくは同一グループメンバー間の通信を無償で行えることから、電話会議にかかるコストを節約できるという。

 また、フレッツ・グループアクセス/フレッツ・グループでは従来の電話帯域よりも広い7KHz帯域の音声コーデックを用いて、高品質な音声を提供可能。さらに会議発言者の方向を識別し、それぞれの声の大きさに応じて音量を補正する「方向別自動音量調整技術」を搭載しており、マイクから離れた人の声もクリアに提供できるとのこと。

 同時に接続可能な拠点は、会議主催者1拠点と、会議参加者4拠点(IPネットワーク接続3拠点、アナログ回線接続1拠点)の、計5拠点。

 なお両社では、年間それぞれ1000台の販売を見込んでいる。



URL
  東日本電信電話株式会社
  http://www.ntt-east.co.jp/
  西日本電信電話株式会社
  http://www.ntt-west.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0512/051222.html


( 石井 一志 )
2005/12/22 17:18

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