株式会社ディアイティは1月12日、無線LAN機器を利用してVoIPによる社内通話システムを構築するためのスターターパッケージ「無線VoIPスタータキット」を1月20日より発売すると発表した。
パッケージには、米MeruNetworksの無線LANコントローラ(MN-MC505×1台)と無線LANアクセスポイント(MN-AP208×2台)、インテック・ウェブ・アンド・ゲノム・インフォマティクス株式会社製SIPサーバー(WGSS/WGSG×1)、PoE(Power over Ethernet)機器2台、さらに携帯電話端末としてNTTドコモの「FOMA N900iL」3台が含まれる。
一般の内線システムと同等の機能を利用できるのに加え、社内では内線/外線用として、社外では通常の携帯電話として端末を利用できる。また、社内・社外から携帯電話を通じてスケジューラやメール確認を、グループウェアのオプション機能により行うこともできます。
導入においてはスターターパッケージをベースに、導入規模や用途によって拡張が可能で、セキュリティ強化のためにIEEE 802.1X対応ユーザー認証サーバーを追加したり、無線LANを使って音声だけでなくデータ通信の無線化も可能。
価格は126万円(税別)から。同社では一般企業、医療機関、倉庫、工場などを対象に初年度100セットの販売を目指すとしている。
■ URL
株式会社ディアイティ
http://www.dit.co.jp/
プレスリリース
http://www.dit.co.jp/news/2006/2006_0112.html
( 朝夷 剛士 )
2006/01/12 14:26
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