ファウンドリーネットワークスジャパン株式会社(ファウンドリー)は2月1日、レイヤ4-7スイッチ製品群「ServerIronGT」シリーズ、ルータ製品群「NetIron」シリーズの両製品ラインに、新モデルを投入すると発表した。出荷は2月中に開始される予定。
ServerIronGTシリーズは、Webコンテンツ管理、SSLアクセラレーションといったWeb最適化機能を備えるアプリケーションスイッチで、2Uサイズのコンパクト型「ServerIronGT C10Gx2」と、中規模データセンター向けの「ServerIronGT E10Gx2P」の両製品がラインアップに追加された。ともに10Gigabit Ethernet(GbE)ポートを2基備えるほか、前者は3スロット分、後者は4スロット分の拡張スロットを備えており、CPUを搭載したWSM7管理モジュールやSSLモジュール、Gigabit Ethernetモジュールなどを装着することもできる。
米Foundry Networksのマルチレイヤスイッチング製品担当プロダクトラインマネージャー、Gopala Tumuluri氏はこれらの製品について、「もっとも高いパフォーマンスを実現するための高可用性技術、管理機能を盛り込んだ。オンデマンドでSSLアクセラレーションについても対応するほか、セキュリティ機能をASICでサポートする。プラットフォームアーキテクチャに加えて、さまざまなデータセンターを支援するたくさんの仕組みを加えている」と述べている。価格は両製品とも、505万9425円より。
一方のNetIronシリーズでは、CPE(顧客宅内装置)からインターネットエッジルーティングまでに対応する「NetIron MLX」シリーズが発表された。こちらはすでに発表されているコアルータ「NetIron XMR」を元に開発された製品で、NetIron XMRと同様、10GbEポートを最大16基搭載できるエントリーモデルから、同64基搭載の大型モデルまで、3モデルが用意されている。価格はエントリー向け「NetIron MLX-4」で385万8250円より。
■ URL
ファウンドリーネットワークスジャパン株式会社
http://www.foundrynetworks.co.jp/
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