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Cisco Catalyst Blade Switch 3030
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デル株式会社は5月9日、ブレードサーバー「PowerEdge 1855」向けの専用Gigabit Ethernetスイッチ「Cisco Catalyst Blade Switch 3030」を提供開始すると発表した。Cisco SystemsのOEMを受けて提供されるもので、デルによる同社製品の提供は今回が初めてという。価格は57万7500円から。
Cisco Catalyst Blade Switch 3030は、Gigabit Ethernetに対応したレイヤ2スイッチ。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×2のほか、SFPインターフェイス×4も備え、オプションモジュールの装着によって1000BASE-Tもしくは1000BASE-SXのポートとして利用できる。またエンクロージャのバックプレーンを経由してPowerEdge 1855とつなぐためのインターフェイスとして、1000BASE-Tポート×10を搭載した。
1つのエンクロージャには最大4台まで格納でき、同社の従来製品と比べて、ブレードサーバーの配線を最大90%削減可能という。
デルでは、一般企業やデータセンター、またHPC環境でブレードサーバーを新規に導入するユーザー、既存のブレードサーバーシステムへの追加、スイッチのリプレースを行うユーザーなどを対象として販売するとしている。
なお、ネットワークOSとしてはCisco SystemsのIOSを採用しており、3年間限定でアップグレードが可能とのこと。
■ URL
デル株式会社
http://www.dell.com/jp/
プレスリリース
http://www1.jp.dell.com/content/topics/segtopic.aspx/pressoffice/2006/060509?c=jp&l=jp&s=corp
( 石井 一志 )
2006/05/09 15:14
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