アライドテレシス株式会社は5月15日、レイヤ2インテリジェントスイッチ「CentreCOM FS917M-PS」を発表した。PoE(Power over Ethernet)給電に対応しているのが特徴で、出荷開始は2006年第3四半期の予定。
FS917M-PSは、100BASE-TX/10BASE-Tポート×16、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-TとSFPのコンボ(排他使用)ポート×1を備えたレイヤ2スイッチ。100BASE-TX/10BASE-TポートはEthernet経由で電力を給電できるPoE給電機能に対応するほか、SFPには光ファイバ対応モジュールを装着でき、幅広い用途に利用できる。
スイッチの機能面では、ポートベースやタグを利用するVLAN、QoS、ポートトランキングなどをサポート。Telnet、PING、SNMP、トラップ送信の各機能を備え、遠隔でのネットワーク管理をサポート可能な点に加えて、スパニングツリー、IEEE 802.1w準拠のラピッドスパニングツリーなどの耐障害機能も搭載した。
またセキュリティ面では、ポートセキュリティ機能、IEEE 802.1X認証機能を備えている。なおEAPパケット透過機能を持つため、FS917M-PSでは認証を行わず、IEEE 802.1X認証対応スイッチとPCの間に挟んで利用することも可能とのこと。
■ URL
アライドテレシス株式会社
http://www.allied-telesis.co.jp/
ニュースリリース
http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2006/nr060515_1.html
( 石井 一志 )
2006/05/15 15:29
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