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プラネックス、IEEE 802.11b/g無線LANを2系統利用可能な企業向けルータ


CQW-54AGX
 プラネックスコミュニケーションズ株式会社(プラネックス)は5月26日、無線LANを2系統備えた企業向け無線LANルータ「CQW-54AGX」を発表した。6月下旬の発売を予定しており、価格は12万8000円。

 CQW-54AGは、IEEE 802.11b/gの無線LANを2系統利用できる無線LANルータ。2系統をいずれもアクセスポイントとして使用し、無線LANの帯域を太くする利用法だけでなく、たとえば1系統をアクセスポイントとして提供し、もう1系統をWDSリピータによる無線LAN中継に利用する、といったバリエーションに富んだ運用が可能になるという。

 さらに無線LANのマルチプルSSID機能とVLANを組みあわせることで、部門・部署ごとに別々の論理無線LANネットワークを立ち上げることもできる。また無線LANは、Atheros Communicationsの高速化機能「Super G」、長距離転送技術「Atheros XR」もサポートした。

 有線はWAN向けの100BASE-TX/10BASE-T×1とLAN向けの100BASE-TX/10BASE-T×8を搭載。PPPoEやDHCPクライアント、固定IP設定などに対応しており、ADSL、FTTH、ケーブルテレビ、VDSLといった回線で利用することができる。複数の固定IPアドレスを付与する場合に必要となるケースがあるIP unnumbered設定も可能だ。

 無線LANのセキュリティ機能は、WEP(64/128/152ビット)、WPA、MACアドレスフィルタリングなどを搭載。また、SNMP v1/2にも対応している。



URL
  プラネックスコミュニケーションズ株式会社
  http://www.planex.co.jp/
  ニュースリリース(PDF)
  http://www.planex.co.jp/release/pdf/20060526_cqw-54agx.pdf


( 石井 一志 )
2006/05/26 16:57

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