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ファウンドリー、最大384ポートまで拡張可能なPoE対応GbEスイッチなど


FastIron SX800(右)とFastIron GSシリーズ(左)
 ファウンドリーネットワークス株式会社(ファウンドリー)は6月7日、PoE対応のスイッチ製品を発表した。今回発売されるのは、エッジ向けのボックス型スイッチ「FastIron GSシリーズ」4モデルと、シャーシ型スイッチ「FastIron SXシリーズ」2モデルの計6製品。いずれも全ポートでクラス3(15.4W)の給電が可能になっている。

 このうちFastIron GSシリーズは、高密度型のボックス型レイヤ3スイッチ。Ethernet経由で電力を給電できるPoE給電に対応できる点が特徴という。ラインアップは4種類で、PoE給電機能を標準で備えるFGS624P-POE、FGS648P-POEと、オプションで同機能を拡張可能なFGS624P、FGS648Pが用意された。

 インターフェイスは、FGS624Pと同-POEが1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×24と光ファイバとのコンボポート×4、FGS648Pと同-POEが1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×48と光ファイバとのコンボポート×4。モジュールを追加すれば、最大2ポートの10Gigabit Ethernetも利用できるという。参考価格は50万5000円から。

 一方のFastIron SXシリーズは、「業界最高のPoEポート密度を持つ」(同社)シャーシ型レイヤ3スイッチで、ラインアップには、14Uシャーシの「SX1600」と、6Uシャーシの「SX800」の両製品が用意されている。特徴は、PoE用とシステム用の電源を別々に持ち、安定した電源供給を行えること。米Foundry Networksのプロダクトマネジメントディレクター、Val Oliva氏は「市場で求められている分散型の電力供給のニーズに対応した。また、双方の電源の冗長化も可能だ」とコメントしている。

 インターフェイスは、SX1600では最大384ポートのPoE対応1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-TポートもしくはSFPを搭載可能。10GbEなら、36ポートを搭載できる。



URL
  ファウンドリーネットワークス株式会社
  http://www.foundrynetworks.co.jp/


( 石井 一志 )
2006/06/07 17:31

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