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NEC、10万円を切るレイヤ2認証スイッチ4製品-GbEアップリンクに対応


UNIVERGE QX-S3100-BSシリーズ
 日本電気株式会社は7月24日、Gigabit Ethernetのアップリンクポートを備えた認証スイッチ「UNIVERGE QX-S3100-BSシリーズ」4モデルを発表した。

 QX-S3100-BSシリーズは、Gigabit Ethernetのアップリンクポートを備えた100BASE-TX/10BASE-T対応レイヤ2スイッチで、接続する端末の認証を行うIEEE 802.1X認証機能を備える。また、接続するネットワークを自動的に選択する「Dynamic VLAN」を搭載しているため、PCをいったん検疫ネットワークに接続させ、セキュアな状態であることを確認した後に業務ネットワークに接続するといった、検疫環境を実現できるという。認証では、MACアドレスで端末認証を行うことも可能となっており、最大1024アドレスまで登録することができる。

 VLAN機能はほかにIEEE 802.1Q準拠のタグVLAN、ポートベースVLANなどに対応。リンクアグリゲーション、QoS、IGMP snoopingなどに加えて、冗長化機能のスパニングツリー、ラピッドスパニングツリー、マルチプルスパニングツリーも利用できる。

 ラインアップには、100BASE-TX/10BASE-T×8と1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×1を備える「QX-S3109T-BS」と、100BASE-TX/10BASE-T×16と1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×1を備える「QX-S3117T-BS」を用意。さらに、より大型の製品として、100BASE-TX/10BASE-T×24と1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×2を搭載した「QX-S3126T-BS」、100BASE-TX/10BASE-T×24と光ファイバーを含めたGigabit Ethernetを最大2基まで搭載可能な「QX-S3126C-BS」も提供する。

 処理能力とスイッチング容量は、もっとも小型のQX-S3109T-BSで2.68Mppsと3.6Gbps、上位2製品では6.55Mpps、8.8Gbps。価格は、QX-S3109T-BSで5万9000円(税別)、QX-S3126C-BSで9万7000円(同)などとなっている。



URL
  日本電気株式会社
  http://www.nec.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.nec.co.jp/press/ja/0607/2401.html


( 石井 一志 )
2006/07/24 15:00

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