ソフトイーサ株式会社は7月28日、VPNソフト「PacketiX VPN 2.0シリーズ」の64ビット版を開発したと発表した。8月以降に販売体制が整い次第、販売を開始するとしている。
今回対応が完了したのは、「PacketiX VPN Server 2.0」「同 VPN Client 2.0」「同 VPN Bridge 2.0」の各製品で、それぞれ「64-bit Edition」が提供される。これらの64ビット版では、32ビット版を互換モードで動作させた場合に利用できないいくつかの機能についても完全に対応したほか、エミュレーションによって発生していたオーバーヘッドを取り除き、最大限の性能を発揮できるという。
また速度向上だけでなく、PacketiX VPN Server 2.0では設置可能な仮想HUBの個数、同時接続数可能なVPNセッションの数が大幅に向上。xSPがデータセンターなどでホスティングサービスなどを提供する場合でも、少ない台数でより大規模なサービスを提供できるようになったとのこと。
64ビット版の対応OSは、Windows XP Professional x64 Edition、Windows Server 2003x64 Edition(R2含む)、Linuxカーネル 2.4/2.6、FreeBSD 5.x/6.x、Solaris 10(x64版)、Solaris 8/9/10(SPARC版)。
■ URL
ソフトイーサ株式会社
http://www.softether.com/jp/
プレスリリース
http://www.softether.com/jp/company/press/release/060728.aspx
( 石井 一志 )
2006/07/28 14:26
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