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IP8800/S3630-24S2XW
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日本電気株式会社(以下、NEC)は8月3日、Gigabit Ethernet(GbE)対応スイッチの新製品を発表した。今回発売されるのは、光のGbEポートを24基実装できる「IP8800/S3630-24S2XW」や、48基のGbEポートを備えた高密度型の「IP8800/S3630-48T2XW」など、全4モデル。同日より販売を開始する。
このうち、マルチレイヤスイッチのIP8800/S3600シリーズでは3モデルが提供される。IP8800/S3630-48T2XWと「IP8800/S3630-48TW」はともに1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートを48基備え、前者はさらに10GbEポート(XFP)を2基搭載可能。また後者は4基分が1000BASE-X(SFP)ポートとのコンボになっており、光ファイバーのGbEも利用することができる。価格はそれぞれ、234万1500円から、153万3000円から。
3モデル目のIP8800/S3630-24S2XWは1000BASE-X(SFP)ポートを24基備えるタイプで、4ポート分は1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートとのコンボ構成になっているほか、10GbEポート(XFP)を2基搭載することも可能だ。価格は228万9000円から。なおこれらの3製品はいずれも、ホットスワップ可能な内蔵電源が二重化されている点も特徴で、信頼性が向上している。
またレイヤ2スイッチIP8800/S2400シリーズでは、「IP8800/S2430-48T2X」がラインアップに追加された。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートを48基備え、10GbEポート(XFP)を2基搭載できる高密度型で、価格は154万3500円から。
NECでは今回の新製品の発売にあわせて、アラクサラネットワークスが提唱する、ネットワークの運用・管理の自動化を支援する「オープン・オートノミック・ネットワーキング」のコンセプトに基づいて、これらのシリーズの製品展開を行っていくとしている。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0608/0301.html
( 石井 一志 )
2006/08/03 15:45
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