アライドテレシスネットワークス株式会社とアライドテレシス株式会社は8月17日、中小企業向けのVoIPソリューション「VioCall SMB」を販売開始したと発表した。
VioCall SMBは、VoIPシステムをコンサルティングやサポートと合わせて提供するソリューションで、従業員50名以下の中小企業を対象とするもの。SIPサーバーとITSP/PSTNゲートウェイを一体化したアプライアンスサーバー「VioCall Manager SMB」を採用するとともに、ユーザー自身が内線番号の追加、変更を行えるようにしているため、運用費用が削減できるという。
機器としては、VioCall Manager SMBのほか、「CentreCOM CP100TX」をはじめとするIP電話機、レジデンシャルVoIPゲートウェイ「CentreCOM RG601TX」、エンタープライズVoIPゲートウェイ「CentreCOM EG2004TX-BRI」「CentreCOM EG1004TX」などを利用。両社では、従来のPBX導入と比較して、導入コストで5割、ランニングコストで4割(年間)を削減できると試算している。
またVioCallの導入に際してのコンサルティングから、機器選定、ネットワーク設計/施工、導入後のサポートまでを一括で提供する体制を用意し、情報システム部門を持たない中小企業でも、安心してVoIPによるIP電話システムの導入を行えるようにしているとのこと。
なお両社では今後、大規模ユーザーを想定した「VioCallエンタープライズ」や、従業員10名以下の企業を対象とする「VioCall SOHO」、コールセンターに向けた「VioCall CTI」などの提供も予定している。
■ URL
アライドテレシスネットワークス株式会社
http://www.at-networks.co.jp/
アライドテレシス株式会社
http://www.allied-telesis.co.jp/
ニュースリリース
http://www.at-networks.co.jp/news/2006/060817.html
( 石井 一志 )
2006/08/18 12:16
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