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日本HP、管理機能を強化したレイヤ2スタッカブルスイッチ |
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これらのうち、管理機能が最も充実しているのがProCurve Switch 2810シリーズ。最大16台までをスタックできるスタッカブルスイッチで、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートを24基（4基分はMini-GBICとのコンボ）持つ「2810-24G」と、48基（同）の「2810-48G」がラインアップされている。バックプレーンは2810-24Gが48Gbps/35.7Mpps、2810-48Gが96Gbps/71.4Mpps。 管理機能は、SNMPのほかWebブラウザ、CLIによる管理にも対応。IEEE 802.1Q準拠のタグVLAN（同時256）、IEEE 802.1XやWebベース・MACベースの認証機能、TACACS+認証、IEEE 802.1p/DiffServベースのQoSなどに対応し、IEEE 802.1s準拠のマルチプルスパニングツリー、sFlowもサポートした。価格は2810-24Gが39万9000円、2810-48Gが67万2000円で、販売は9月11日より開始される。 ProCurve Switch 1800シリーズは、Webベースの管理機能を備えた製品で、「シンプルなWebインターフェイスによって、基本的な設定やスイッチの管理を行える」（米HPのProCurve Networking by HP セールス＆マーケティング グローバルダイレクター、マーク・トンプソン氏）という特徴を持つ。ラインアップには、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートを24基（2基分はMini-GBICとのコンボ）持つスタッカブルタイプの「1800-24G」と、8基備えたデスクトップタイプの「1800-8G」が用意された。 SNMPによる管理機能や各種認証機能は省略されており、IEEE 802.1Q準拠のタグVLAN（同時64）、IEEE 802.1pベースのQoS、リンクアグリゲーションといった限定された機能のみを備える。価格は1800-24Gが8万8200円、1800-8Gが3万5700円。9月11日より販売を開始する。 最後のProCurve Switch 2500シリーズは、「品質とセキュリティは必要だが、それほどパフォーマンスを必要としていない顧客向け」（トンプソン氏）のスタッカブルスイッチ。100BASE-TX/10BASE-Tポート×24、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-TとMini-GBICとのコンボポート×2を備えた「2510-24」1機種がラインアップされている。管理機能は充実しており、上位製品同様、SNMPやWebブラウザ、CLIによる管理が可能。 スイッチとしても、IEEE 802.1Q準拠のタグVLAN（同時64）、IEEE 802.1X認証、TACACS+認証、IEEE 802.1p/DiffServベースのQoS、IEEE 802.1s準拠のマルチプルスパニングツリー、といった各機能をサポートしている。価格は7万1400円で、9月19日より販売を開始する。 なお、日本HPのプロカーブ ネットワーキング ビジネス部 マーケティング・マネージャ、中島将博氏は、ROIの観点から見た日本HPの価値を主張。「日本のレイヤ2の製品は1年保証が多く、（保証期間外に）故障すると数万円の修理費がかかる。当社では標準でライフタイム保証を提供しており、使っていただくだけでROIを下げられる」と述べている。 ■ ＵＲＬ 日本ヒューレット・パッカード株式会社 http://www.hp.com/jp/ ニュースリリース http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2006/fy06-168.html
（ 石井 一志 ）
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