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RIM、BlackBerry発売を前にお披露目－出足好調、NTTドコモが1400回線を受注 |
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「BlackBerry 8707h」は、NTTドコモの提供する「BlackBerryネットワークサービス」と組み合わせることで、高いセキュリティで電子メールなどの企業システムや業務アプリケーションへのアクセスが可能となる「BlackBerry Enterprise Solution」を実現できるのが特長。NTTドコモからは9月19日付で発表を行っているが、今回の発表会はサービス開始日の9月26日を前にしたBlackBerryソリューションのお披露目会となった。 日本法人であるResearch In Motion Japanの製品部門・依田信久シニアディレクターは、今回の発表会開催にあたり、「BlackBerryは、まだ日本では認知度が低いが、海外では北米、ヨーロッパ、アジア太平洋地区など、60カ国以上で約160以上の通信事業者と提携しており、すでに世界各国のビジネスユーザーに利用されている。今回、NTTドコモに採用されたことで、いよいよ日本でもBlackBerryサービスが利用できるようになる」と述べた。 また、RIMのジョー・カチ製品部門副社長は、「今回、日本のワイヤレスネットワーク市場において常に最先端の技術を開発し続けているNTTドコモとパートナーになることで、BlackBerryは日本市場で必ず成功すると信じている。そして、BlackBerryによって、日本のワイヤレス市場のさらなる発展に寄与していきたい」と意欲を見せた。 発表会にはNTTドコモの法人営業本部長・星澤秀郎取締役常務執行役員も出席。「今年6月にBlackBerryの開発に関するリリースを発表してから、わずか4カ月で発売に至ることができた。ここまで早いペースで製品化できたのは、NTTドコモのなかでも初めてのこと」とし、BlackBerryのサービス開始にあたってのNTTドコモの役割として「セキュリティに優れたBlackBerry端末を販売し、その端末と国内のネットワークをつないでいく。そして、世界の多くのビジネスマンに活用されているBlackBerry端末を日本でも利用できる環境を提供していく」と語った。 さらに、「9月19日のリリース発表以来、多くの法人顧客から引き合いがあり、すでに1400回線の確定注文を受けている。今後も大口の受注を見込むことができ、改めてBlackBerryソリューションの注目度の高さを実感している」と、BlackBerryソリューションの販売が好調なスタートを切っていることを明らかにした。
同ソリューションが実現する主な機能は、電子メールの自動受送信、添付ファイルの閲覧、オーガナイザー（カレンダー、アドレス帳など）の自動同期、通話機能、BlackBerryアプリケーションによる企業データへのアクセス、ブラウジング（インターネット／イントラネットへのアクセス）など。 ラザリディス社長兼共同最高経営責任者は、「BlackBerryは、非常に先進的なモバイルビジネスソリューションで、単なるプッシュ型の電子メール端末ではなく、すべての主要な業務用サービスやデータをモバイルで利用することができるのが特徴。BlackBerryを利用すれば、メールソリューションから、カレンダー、添付ファイル、Webブラウザ、Webサービス、さらには社内アプリケーションまで、世界中いつでもどこでも利用することが可能になる」としている。 なお、現在は英語版としての販売で、NTTドコモによる日本語入力機能での対応のみだが、来年第2四半期には端末本体側でも日本語化対応を図る予定。 ■ ＵＲＬ 加Research In Motion http://www.rim.net/ ■ 関連記事 ・ NTTドコモ、モバイル情報端末「BlackBerry」を発表（2006/09/19）
（ 唐沢 正和 ）
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