沖電気工業株式会社は9月28日、NTTドコモのスマートフォン「hTc Z」上でソフトフォン機能を実現する「Com@WILLソフトフォンポケット」を発表した。あわせて、hTc Zを、同社のIPテレフォニーサーバー「IP CONVERGENCE Server SS9100(以下、SS9100)」のモバイル端末のラインアップに追加したことも発表した。
hTc Zは、W-CDMAとGSM/GPRSに対応した携帯電話端末。通信機能として3G携帯のほか、IEEE 802.11b/gの無線LANとBluetoothに対応している。今回、Com@WILLソフトフォンポケットを搭載することで、IP内線電話端末としての利用が可能になった。内線電話以外にも、プレゼンスやクリック発信などのソフトフォン機能も利用可能。
今回のhTc Zの追加により、SS9100で利用可能なVoIP無線LAN対応のデュアル端末は、NTTドコモのFOMA N900iL、auのE02SAとあわせて3機種となっている。同社は今後も対応端末機種のバリエーションを増やす予定。
価格はオープン。出荷開始は10月。同社では、Com@WILLシリーズ全体で3年間で1000社への納入を目標としている。
■ URL
沖電気工業株式会社
http://www.oki.com/jp/
プレスリリース
http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2006/09/z06089.html
( 福浦 一広 )
2006/09/29 14:49
|