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沖電気がネットワークトラフィック監視装置新版を発売-セキュリティ機器との連携に対応


 沖電気工業株式会社は10月25日、企業内ネットワークのトラフィックを監視するアプライアンス「Secure Traffic Probe」の新版、「同 Ver2.5」を発表した。従来版に外部セキュリティシステム連携機能と事後分析機能を追加した製品。同日より販売を開始する。

 Secure Traffic Probeは、ネットワーク状況をリアルタイムに解析および保存するネットワークモニタリング製品。新版では、外部セキュリティ連携機能を使用することで、ファイアウォールやIDS/IPSなどが検知した異常通信発生時のネットワーク状態を保存することが可能となり、自動的に異常通信を監視できるようになった。

 また事後分析機能を利用すると、過去の大量データから分析に必要な情報のみを効率的に抽出し、障害時の通信内容を簡単に可視化することが可能。リアルタイムの異常トラフィック検知だけでなく、障害発生後の詳細な分析を行えるとのこと。

 利用にあたっては、トラフィックの状態を監視するプローブ装置と、それを管理するマネージャ装置が必要。プローブ装置の価格は、100Mbps回線向けのスタンダードモデルが162万円(税別)から、1Gbps回線向けのハイエンドモデルが250万円(同)から。マネージャ装置は250万円(同)から。



URL
  沖電気工業株式会社
  http://www.oki.com/jp/
  プレスリリース
  http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2006/10/z06105.html


( 石井 一志 )
2006/10/25 15:42

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