ノーテルネットワークス株式会社(以下、ノーテル)とポリコムジャパン株式会社(以下、ポリコム)は11月15日、両社製品の相互接続による、SIPベースのビデオ通信ソリューションを提供すると発表した。
両社では、ノーテルのマルチメディアコミュニケーションプラットフォーム「Nortel Multimedia Communications Server(MCS) 5100」とIP-PBXプラットフォーム「Nortel Communication Server(CS) 1000」との統合による「MCS 5100のConverged Desktopモード」と、ポリコムのビデオ会議システムである「VSX シリーズ」、および「MGC 多地点接続サーバー」との相互接続を実現。この相互接続機能によって、両社のソリューションをシームレスに統合できるという。
ユーザーは今回のソリューションを用いると、ビデオ会議システムをIPテレフォニーを中核にしたシステムに移行し、ノーテルのマルチメディアPCクライアントとビデオ会議機能をシームレスに統合可能。その結果、リモートユーザー同士でのビデオ通話、IPマルチメディア・コラボレーション、プレゼンス情報を使ったインスタントメッセージ(IM)、リアルタイムの音声会議などを利用できるとのこと。
なおこのソリューションでは、H.323やH.320といったプロトコルにも対応しているため、既存のビデオ会議インフラへの投資も無駄にならずに済むとしている。
■ URL
ノーテルネットワークス株式会社
http://nortel.com/jp
ポリコムジャパン株式会社
http://www.polycom.co.jp/
プレスリリース
http://www.polycom.co.jp/news/release/2006/1115.html
( 石井 一志 )
2006/11/15 14:05
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