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OKI、製品間連携によって利便性を高めたコミュニケーションツール新版


Com@WILLシリーズ リリース7の全体イメージ
 沖電気工業株式会社(以下、OKI)は3月6日、コミュニケーションツール製品群の新版「Com@WILLシリーズ リリース7」を発表した。同日より販売開始で、価格はオープン。

 Com@WILLシリーズは、OKIのIP電話サーバー「IP CONVERGENCE Server SS9100」と連携して、各種コミュニケーション機能を提供するもの。PC上での電話を実現する「Com@WILLソフトフォン」、無線IP電話機を利用する「Com@WILLモバイル」、Webブラウザを利用する「Com@WILLアシスタント」などがラインアップされている。

 今回の新版では、Com@WILLソフトフォンが「Microsoft Dynamics CRM 3.0 日本語版(以下、Dynamics CRM)」と連携。Dynamics CRMの画面上に組み込まれたボタンをクリックするだけで、簡単に取引先の担当者と通話したり、案件情報を社内の通話相手と共有することが可能になった。

 また、Com@WILLソフトフォンと連携した受付アプリケーション「Com@WILLレセプション」を新製品としてラインアップに追加。音声ガイドやタッチパネル操作によって、来客者は受付から訪問相手を簡単に呼び出せるようになる。また、受付端末に取り付けたWebカメラから、来客者をPC上に映すことも可能。受付のタッチパネル上にて広告を表示することも可能とのこと。

 そのほか、「Com@WILLソフトフォンポケット」やCom@WILLモバイルの対応機種が拡充された。

 OKIでは、3年間で1000社への導入を目指す。



URL
  沖電気工業株式会社
  http://www.oki.com/jp/
  プレスリリース
  http://www.oki.com/jp/Home/JIS/New/OKI-News/2007/03/z06166.html


( 川島 弘之 )
2007/03/06 18:37

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