沖電気工業株式会社(以下、OKI)は3月7日、VoIP対応無線LANアクセスポイントの新モデル「MWINS BR2100シリーズ V3」を販売開始すると発表した。3月16日より出荷を開始する。
MWINS BR2100シリーズは、セキュリティ管理やQoS制御機能を内蔵した無線LANアクセスポイント。今回の新モデルでは、FOMA/無線LANデュアル端末である「N900iL」だけでなく、最新の同端末「N902iL」、KDDI(au)の無線LANデュアル端末「E02SA」にも対応し、企業内でのマルチキャリア端末の混在収容を可能にした。
また、1台のアクセスポイントに複数のSSIDを設定できるマルチSSID機能を搭載。端末種類に応じた最適なセキュリティポリシー設定や、音声端末とデータ端末の同時収容などを実現しているとのこと。あわせて、u-APSDによるパワーセーブ機能に対応し、端末の長時間稼動を可能にした。
ラインアップには、IEEE 802.11aと802.11b/gを同時使用できる「MWINS BR2102」、両規格を切り替えて利用する「MWINS BR2101」の2製品を用意している。価格はそれぞれ、19万8000円(税別)、15万8000円(同)。OKIでは、シリーズ全体において、今後1年間に5000台の販売を見込む。
■ URL
沖電気工業株式会社
http://www.oki.com/jp/
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( 石井 一志 )
2007/03/07 11:45
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