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日本アバイア、モビリティや耐障害性を強化したIPテレフォニーソフト新版


 日本アバイア株式会社は3月7日、IPテレフォニーサーバーソフトの新版「Avaya Communication Manager 4.0」を発表した。3月19日より提供を開始する。

 Avaya Communication Managerは、IP-PBXを構築するためのサーバーソフト。新版では、WANに障害が発生してもサバイバルサーバーに切り替えることで、コミュニケーションを継続できる機能を搭載した。障害時に拠点間通話が必要になった際には、ユーザーの操作はそのままに、自動で公衆網へ振り替えることで通話環境を維持する。

 さらにEnterprise Mobility User機能により、複数のCommunication Managerシステム間でも、ユーザーは同じ内線番号とパスワードを利用して、空いているIP電話機を自分の内線電話機として使えるようにした。Avaya Extension to Cellular機能と併用すれば、別の事業所にいても、Communication Managerが設置されている環境であれば、IP電話機と携帯電話のどちらでも電話を受けられるので、複数の拠点においてシームレスなコミュニケーションを行えるという。

 加えて、外部認証サーバーへの対応、トランク容量の50%拡大、SRTP(Secured RTP)による音声暗号化サポート、といった改善もなされている。



URL
  日本アバイア株式会社
  http://www.avaya.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.avaya.co.jp/corporate/pressroom/2007/07_03_07.shtml


( 石井 一志 )
2007/03/07 17:37

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