株式会社アールワークスは4月11日、Windows Vistaに対応したネットワークアナライザの新版「ASTEC Eyes on the net バージョン 6.0(以下、Eyes on the net 6.0)」および「ASTEC Eyes for VoIP バージョン 6.0(以下、Eyes for VoIP 6.0)」を発表した。4月12日から販売を開始する。
Eyes on the net 6.0は、ネットワークプロトコルの解析だけでなく、トラフィックの監視・分析機能も備えたネットワークアナライザ。ネットワークの統計情報をさまざまな切り口でグラフ化する機能や、アプリケーションデータを見やすくする「ストリームビュー機能」を備え、ネットワークの分析が容易に行えるのが特徴。また、通信データをリアルタイムに解析・表示できる「リアルタイムデコード機能」や、データから障害の兆候を検出する「エキスパート機能」など、解析精度を高める機能も備えている。
一方のEyes for VoIP 6.0は、Eyes on the net 6.0にIP電話の音声品質を計測する機能や、通信シーケンスを表示する機能を付加したVoIPアナライザ。R値、MOS値(推定MOS値)、ジッタなどの音声品質の指標を表示できるほか、音声データ損失の影響度など、R値の算出に使われる各種パラメータを指定することができる。「SIP」「H.323」による通信シーケンスをグラフィカルに表示することも可能。
価格は、Eyes on the net 6.0が20万7900円。Eyes for VoIP 6.0が41万5800円。そのほか、RTPで流れた音声データの再生と波形を表示するオプション「ASTEC Eyes VoIP Player」が10万2900円。遠隔監視モジュールのオプション「ASTEC Eyes リモートモジュール」が7万8750円。
■ URL
株式会社アールワークス
http://www.rworks.jp/
プレスリリース
http://www.rworks.jp/press/20070411.html
( 川島 弘之 )
2007/04/11 18:50
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