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パケッティア、モバイル向け高速化ソフトの新版-TCP最適化機能を統合


 パケッティアジャパンインク(パケッティア)は4月19日、モバイル環境向け高速化ソフトの新版「Mobiliti 7.0」を発表した。参考価格は96万円(50ユーザーパック)からで、5月の出荷開始を予定する。

 Mobilitiは、クライアントPCにインストールして、サーバーデータとの同期を行うソフトで、もともとは、米Packeteerが買収した米Tacitの製品。iDEPS(intelligent Delta Selection Process)技術による差分転送を搭載しており、転送するデータ容量の削減によって、同期・バックアップにかかる時間を削減できる。

 新版では、TCP高速化製品「SkyX」が持つTCP最適化機能を統合し、WAN環境を通じたアプリケーションへの高速アクセスを実現できるようになった。特に、高遅延環境での利用に効果的という。また新たに、日本語ユーザーインターフェイスにも対応している。

 新機能の利用にあたっては、センター側にTCP最適化アプライアンス「SkyXゲートウェイ」が必要。今後は、SkyXの機能を統合した同社の主力製品「PacketShaper」にも対応する予定としている。

 なお、同様のTCP最適化機能を備えた「SkyX Client」に関しては、販売を継続するとのこと。



URL
  パケッティアジャパンインク
  http://www.packeteer.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.packeteer.co.jp/news/releases/20070419/

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  ・ 米Packeteerが米Tacitを買収、目的は“アプリケーション最適化”の強化(2006/05/12)


( 石井 一志 )
2007/04/19 17:25

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