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アライドテレシス、PoEによる自動給電が可能なFast Ethernetスイッチ新製品


 アライドテレシス株式会社は4月23日、PoEポート搭載のFast Ethernetスイッチ「CentreCOM FS909S-PS」を発表した。同日から出荷開始で、価格は8万5300円(税別)。

 CentreCOM FS909S-PSは、100BASE-TX/10BASE-T×8ポート、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×1ポートを備えたFast Ethernetスイッチ。全ポートにおいてIEEE 802.3af準拠のPoE(Power over Ethernet)機能に対応。接続された受電機器を自動検出し、そのクラスを判別して自動的に給電を行えるという。クラス2受電機器であれば、全ポート同時にポート当たり7.0Wの電源供給が可能だ。

 1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×1ポートは、SFPスロットとのコンボポートとなっており、別売りのSFPモジュールを追加することで1000BASE-SX/LXの実装が可能。

 機能面では、IEEE 802.1Q準拠のタグVLAN、ポートベースVLAN、マルチプルVLANに対応。またIEEE 802.1p準拠のプライオリティタグに基づくQoS、ポートベースのQOS機能も備える。そのほか複数のポートを論理的に束ねるポートトラッキング機能を備えるほか、BPDUパケット透過機能も実装。段数制限の対象となることなく、スパニングツリー構成の拡張が行える。

 設置に際しては、EIA規格の19インチラックへ取り付けられるほか、オプションの壁設置ブラケット「AT-BRKT-J22」や、壁設置用磁石マグネットキットを使用することで、スペースを選ばずに設置することが可能とのこと。



URL
  アライドテレシス株式会社
  http://www.allied-telesis.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2007/nr070423.html


( 川島 弘之 )
2007/04/23 17:06

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