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パケッティア、ブランチオフィス向け統合アプライアンス |
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WAN最適化・高速化を実現する機能を1台に集約
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新製品発表にあたり金城盛弘社長は、「企業のWAN上には、音声、ビデオ、ERP・CRM、財務関連など性質の異なった膨大な種類のアプリケーションデータが存在しており、これらをいかに効率的に配信していくかがIT管理者にとっての大きな課題になっている。当社ではこうした課題を解決するため、“インテリジェントなオーバーレイ”をビジョンに、ネットワークとアプリケーションをつなぎ、WANアプリケーション配信の最適化を実現する製品群を提供してきた」と説明。「今回の新製品は、ブランチオフィス向けにWANアプリケーション配信の機能を1台のアプライアンスに統合したもので、ビジネスに重要なあらゆるデータを、LAN同様のパフォーマンスでブランチオフィスに配信することが可能になる」と述べている。 新製品のコンセプトについては、「WAN上のアプリケーションを綿密に可視化し、そのうえでアプリケーションQoS、高速化、拠点ITサービスといったインテリジェントを1台のアプライアンスに統合して、集中管理を行う。これまでのWAN高速化機能に特化した製品に比べ、幅広い複合機能を1台でカバーできるため、とくに50ユーザー以上の中～大規模のブランチオフィスにおけるインフラ効率化を実現し、運用コストや管理の手間を軽減する」（塚本靖シニア・システム・コンサルタント）としている。
さらに、先進のWAFS機能を統合することで、インテリジェントな高速化を実現。CIFS、FTP、TCP、HTTPベースのアプリケーションの優先順位付けと高速化を行い、優先度の高いERP、CRM、財務などのトランザクショントラフィックや音声およびビデオトラフィックのパフォーマンス低下を回避する。とくに音声配信では、コール単位のプロビジョニングにより品質パフォーマンスを確保するとともに、トラフィック削減に特化した技術によって利用できるネットワーク容量を増大する。また、ビデオ配信については、重要な業務アプリケーションの妨げにならないように、業務外の娯楽用ビデオとビジネス会議を識別して制御する。 このほか、トランザクショントラフィックをリアルタイムに圧縮するとともに、大容量データを扱うアプリケーションについてはディスクベースでバイトキャッシングを行うことで、ネットワークトラフィックの削減を実現する。 マイクロソフト製品の拠点最適化サービスでは、マイクロソフトとの100％互換を実現した高度なサービスエンジンを介して、パッチ管理、ネットワーキング、プリントなど現行および将来のマイクロソフトアプリケーションをサポートしていく。 これらの機能によって、データ、音声、ビデオの各トラフィックの最適化を実現するとともに、データやストレージの一元化にともなうWAN上でのアプリケーション／ファイルアクセスの遅延問題を解決できるという。 価格は、10Mbpsスループット、100GBストレージ、シングル電源の「iShaper 400」が280万円。10Mbpsスループット、RAID 5、冗長構成電源の「iShaper 400 R」が、300GBストレージで350万円、600GBストレージで400万円となる。すべてのモデルに、ブランチオフィスサービスオプションが含まれる。 ■ ＵＲＬ パケッティア ジャパン インク http://www.packeteer.co.jp/ プレスリリース http://www.packeteer.co.jp/news/releases/20070524/index.html
（ 唐沢 正和 ）
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