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SIINSとTDB、EDI/ASP事業者向けの企業間電子取引用NWソリューション |
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エスアイアイ・ネットワーク・システムズ株式会社（以下、SIINS）と株式会社帝国データバンク（以下、TDB）は5月31日、企業間電子取引に向けた新たなネットワーク提案について協業すると発表した。SIINSのセキュリティゲートウェイ「SGシリーズ（仮称）」と、TDBの電子商取引サポートサービス「COSMOSNET/EC」を用いてソリューションを構築し、流通VAN（Value Added Network：付加価値通信網）などのEDI/ASP事業者を中心に、共同で提案活動を行っていく考えである。 SGシリーズは、PKI技術を利用して強固なセキュリティレベルを保証するネットワーク環境を構築するための製品で、IPsec VPNルータとしての機能を持つほか、内部に電子証明書を格納できる特徴を持つ。 今回のソリューションでは、51万超のID発行実績を持つTDBの電子証明書を内部に格納。電子証明書の情報から接続企業を特定できるようにし、EDI（Electronic Data Interchange：電子データ交換）システム利用にあたって、個々の社員が証明書用ICカードなどをいちいち用いなくても済むようにした。 「EDIの利用に際して、アルバイトや派遣社員など正社員以外の従業員にICカードを配布したくないという企業も多いが、今回のソリューションでは、一人一人に電子証明書を配布する必要がないため、そうした問題を解決できる。またICカードの発行や更改といった、運用の手間を軽減することも可能だ」（TDB）。 また接続サービスを、従来主流だった専用線・公衆回線からインターネットへ置き換えられるので、通信コストの削減が可能。さらにSGシリーズでは、センター側に設置した機器から拠点側の機器へ設定情報を集中配布する機能も備え、設定・保守作業を軽減できるという。 あわせてこのソリューションでは、組織・団体に対して一意に付番されるTDB企業コードが電子証明書に格納されるため、電子証明書を受け取ったユーザーは、電子証明書所有者が所属する組織・団体を容易に特定できるメリットもあるとのこと。 ■ ＵＲＬ エスアイアイ・ネットワーク・システムズ株式会社 http://www.sii.co.jp/ns/ 株式会社帝国データバンク http://www.tdb.co.jp/ ニュースリリース http://www.tdb.co.jp/info/topics/k070503.html
（ 石井 一志 ）
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