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シトリックス、アプリケーションの状況を可視化する「EdgeSight 4.5」


 シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社(シトリックス)は7月10日、アプリケーションモニタリングソフトウェア「Citrix EdgeSight 4.5」を発表した。すでに、「Citrix Presentation Server 4.5」やWebアプリケーション高速化製品「Citrix NetScaler System 8.0」に一部機能がバンドルされていたが、今回より単体ソフトウェア製品としての提供を開始する。

 EdgeSight 4.5は、エンドユーザー側でのパフォーマンスをモニタリングするためのソフトウェアで、「EdgeSight 4.5 for Presentation Server」と「同 for Endpoints」から構成される。前者は、Citrix Presentation Server上の各ユーザーセッションにおいて、仮想化アプリケーションのパフォーマンスを可視化するための製品。一方後者では、エンドユーザーのシステムで実行されている、すべてのアプリケーションのパフォーマンスを管理する。

 これらの製品でアプリケーションをリアルタイムで監視・記録し、詳細に分析することによって、アプリケーションの可用性とパフォーマンスを向上させ、ユーザーの生産性向上やシステム管理の効率化に寄与できるという。

 具体的には、ユーザー体験およびインフラのモニタリングを行い、問題が発生する前に警告を発することが可能。またリアルタイムにアプリケーションの使用状況やユーザー別のアプリケーション利用状況を自動的に収集する機能を搭載しており、アプリケーションの利用実態を把握できるようにしている。

 同時に、システムの状態やアプリケーションの問題の詳細を把握する機能を搭載。アプリケーションが停止した理由、環境の調査が容易に行えるため、障害の切り分けに要する時間が短縮され、問題の早期解決につなげられるとのこと。なお、HP OpenView、IBM Tivoli Event Console、MOM 2005といったサードパーティ製管理コンソールとの連携機能も備えている。

 価格は、EdgeSight 4.5 for Presentation Serverが7万2500円から、同 for Endpointsが5万1500円から。



URL
  シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社
  http://www.citrix.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.citrix.co.jp/company/press/releases/20070710_01.html


( 石井 一志 )
2007/07/10 12:37

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