バラクーダネットワークスジャパン株式会社(バラクーダ)は7月11日、不正侵入防御(IPS)機能を搭載した負荷分散装置「Barracuda Load Balancer」を発表した。
Barracuda Load Balancerは、OSI参照モデルにおけるアプリケーションレイヤに対応した負荷分散装置。レイヤ7の負荷分散を実現するCookieによるセッション維持機能のほか、SSLの負荷分散機能、SSLアクセラレーション機能、ならびにIPS機能を搭載する。
製品体系としては、機能に応じた4モデルを用意。負荷分散が必要でもコストが障害となり、導入できていないユーザーにも手の出しやすいよう、レイヤ4の負荷分散に対応した下位の「モデル240」から、レイヤ7にも対応しハードウェアベースのSSL高速化まで可能な最上位の「モデル640」まで、4種類のラインアップをそろえた。レイヤ7の負荷分散は上位3モデルにて利用が可能だ。
さらにサーバーごとのライセンス料を必要とせず、1台で最大250台までのサーバーに対応。低価格化を実現している。
価格は、IPSの定義ファイルおよび1年分の保守料込みで、モデル240が67万5000円から。
■ URL
バラクーダネットワークスジャパン株式会社
http://www.barracuda.co.jp/
( 川島 弘之 )
2007/07/11 16:19
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