オープンソース・ジャパン株式会社(OSJ)は7月26日、ファイル共有アプライアンス「TeamFileアプライアンス・スタートキット」を発表した。コンピュータ・ハイテック株式会社のWebDAVファイルサーバー構築ソフトウェア「TeamFile」をベースにした製品。同日より販売を開始する。
TeamFileアプライアンス・スタートキットは、インターネットを経由したファイル送受信環境を構築するためのアプライアンス。NECのIAサーバー「Express5800/110Gd」をハードウェアプラットフォームとして用いるほか、OSにはCentOS 5を採用した。TeamFileのライセンスは20アカウント分が付属する。
アプライアンス化されているため、容易な導入が可能で、ユーザーは、暗号化を施したファイルの送受信環境を簡単に導入できる。送受信可能なファイルサイズに上限はなく、管理機能としては、ユーザー、グループ、アクセス権限などが設定可能なGUIが用意される。またアップロード、ダウンロード、コピー、削除が行われた際には、自動的に通知メールを送信する機能も備えた。
価格は70万円。なお9月末までは、販売記念価格35万円で提供されるとのこと。
■ URL
オープンソース・ジャパン株式会社
http://www.opensource.co.jp/
ニュースリリース
http://www.opensource.co.jp/item/246
( 石井 一志 )
2007/07/26 13:05
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