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ITビジネス事業本部 法人営業本部 IP電話推進部長の相田悦男氏
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日本コムシス株式会社は7月26日、IP電話ソリューション「comsip」を活用したWeb会議システム「1000人ミーティング」を発表した。
1000人ミーティングは、多拠点・多人数に対応するWeb会議システム。合計100台の端末を対象に、同時に10の会議を開催可能。会議を行うに当たってはWebブラウザを利用するため、専用ソフトのインストールなど余計な手間もかからない。
さらに映像情報は会議サーバーに蓄えられ、参加者のPCが定期的に更新情報を確認する方式を採る。「ストリーミング方式で常時配信するのと違って、ネットワーク負荷が抑えられる」(ITビジネス事業本部 法人営業本部 IP電話推進部長の相田悦男氏)のも特長だ。
音声は単方向、双方向型が選択でき、混在させることも可能。また携帯電話を、通話用のマイクおよび画面操作用のリモコンとして利用することができるため、オプション設備の導入にかかるコストも低く抑えられる。
実際に日本コムシス内での導入実績では、会議にかかる時間、会議室の準備時間、他拠点からの移動時間、それらにかかる実費などを試算すると、1000人ミーティングを導入したことで、1会議当たり175万円のコスト削減に成功したという。
「当社では、5分ほどのWeb会議を頻繁に開催しているのだが、総務関連の情報の周知徹底に大きな効果が出ている」(相田氏)とのこと。
価格は、すでにcomsipを導入している場合は、会議サーバー、設定・設置費用を含んで200万円(税別)。comsip未導入の場合は、300万円(同)。
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会議の開催者側の画面。携帯電話をマイクおよび画面リモコンとして利用できる
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別の場所のディスプレイに映像・音声を配信。PCに配信することもでき、合計100台の端末に対応
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■ URL
日本コムシス株式会社
http://www.comsys.co.jp/
ニュースリリース
http://www.comsys.co.jp/release/2007/07/web1000.html
( 川島 弘之 )
2007/07/26 18:18
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