日本電気株式会社(以下、NEC)は7月30日、ストリーミング配信基盤「StreamPro」において、ストリーミングコンテンツ配信ソフト「StreamPro/Streaming-MPEG Ver5.2」と、大容量コンテンツ配布ソフト「StreamPro/DistributionSystem Ver4.1」を発表した。
新製品のうちStreamPro/Streaming-MPEG Ver5.2は、NGN(次世代ネットワーク)に対応したコンテンツ配信ソフト。NGNのQoS機能と連携することにより、MPEG2対応の映像、音声データの安定的な送受信が実現できるという。また、ハイビジョンクラスの高画質配信にも対応可能とのこと。価格は24万円(税別)から。
一方のStreamPro/DistributionSystem Ver4.1は、センターから複数拠点へ大容量コンテンツファイルを配布するためのソフト。緊急度や重要度に応じたスケジュール管理の機能を備えるほか、不要なパケット再送を抑える効率的な配信を可能にする。価格は320万円(税別)から。
なおNECでは、StreamPro全体で、今後2年間に100ユーザへの販売を見込む。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0707/3003.html
( 石井 一志 )
2007/07/30 16:06
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