リバーベッドテクノロジー株式会社(リバーベッド)は11月7日、WAN最適化アプライアンス「Steelheadシリーズ」向けOSの新版「RiOS(Riverbed Optimization System) 4.1」と、新ハードウェア筐体「Steelhead 6120」を発表した。
Steelheadシリーズは、データキャッシングや圧縮、データ転送の効率化などによって、WAN経由のアプリケーションパフォーマンスを向上させるアプライアンス製品。今回は、OSの強化と、既存最大容量モデルの2倍となる7TBの総記憶容量を備えた新ハードウェアによって、大規模データ転送のアプリケーションに特化した最適化機能に対応する。この機能強化によって、データの複製やバックアップなどのディザスタリカバリ機能を自動認識し、パフォーマンスを向上させられるという。
またRiOS 4.1では、SteelheadアプライアンスのHDDに格納されたデータの暗号化を新たにサポート。128/192/256ビットのAESによる強固なセキュリティを提供する。さらに、Oracle E-Businessアプリケーション製品群に共通したOracle Formsトラフィックに対し、最適な高速化環境を提供できるようになったとのこと。
参考価格は、Steelhead 6120が2380万円から。一方のRiOS 4.1は、メンテナンス/サポート契約を締結中のユーザーに対して無償で提供される。
■ URL
リバーベッドテクノロジー株式会社
http://www.riverbed.com/jp/
( 石井 一志 )
2007/11/07 15:47
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