日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は11月7日、無線LAN環境向けの管理ソフトウェア「ProCurve Mobility Manager 2.0」を発表した。2008年1月1日より販売を開始する。
ProCurve Mobility Manager 2.0は、無線LAN環境向けの運用管理・監視ソフトウェア。同社製ネットワーク製品「ProCurve」に共通する管理ツール「ProCurve Manager Plus(PCM+)のプラグインとして提供され、ProCurve無線LAN環境の設計、導入、管理、監視を一元的に行えるという。
導入時向けの機能としては、無線LANの導入ウィザードを搭載。平面図を取り込んで障害物を入力した後、無線LAN機器をドラッグ&ドロップで配置するだけで、簡単にサイトサーベイを行うことができる。また、ネットワーク内で稼動する、管理されている無線機器および管理されていない無線機器の両方を表示可能で、運用開始後における監視とトラブルシューティングの簡素化を行えるほか、デバイスやネットワーク全体の無線ネットワーク使用率、クライアントの使用状況を表示する機能、レポーティング機能も備えているとのこと。
管理対象は、「ProCurve Access Point 420/530」「ProCurve Radio Ports」などのインテリジェント機能を備えた無線LAN製品で、同日に発表された中小規模向け製品「ProCurve Wireless Access Point 10ag WW」は対象外である。
価格は、管理対象の無線LANアクセスポイントや無線スイッチモジュールの数によって異なり、50台までの場合で24万4440円から。
■ URL
日本ヒューレット・パッカード株式会社
http://www.hp.com/jp/
ニュースリリース
http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2008/fy08-004.html
( 石井 一志 )
2007/11/07 18:54
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