株式会社ディアイティ(dit)は12月5日、LANアナライザーソフトウェア「OmniPeekシリーズ」の新版「同 5.1」を発表した。12月10日より出荷を開始する。
OmniPeekシリーズは、米WildPacketsが開発したLANアナライザ。有線・無線の両LAN環境に対応可能なほか、分散した企業ネットワーク全体の一元的な常時監視を実現できる。新版ではIEEE 802.11nのサポートを強化し、Marvellチップに加えてAtherosチップに対応した。またOmniPeekキャプチャプラグインが搭載されたAruba、Cisco、AirTightのアクセスポイントを利用した無線LAN環境では、新たにキャプチャのための機器を設置することなく、無線LAN状況がOmniPeekで管理できるようになった。
さらに今回の新版ではラインアップを一新。100BASE/10BASEの有線LAN環境と無線LAN環境(IEEE 802.11/a/b/g/n)に対応した「OmniPeek Basic」、OmniPeek Basicにエキスパート機能、ダッシュボード機能、ピアマップ機能を付加した「OmniPeek Professional」、Gigabit Ethernet(GbE)や10GbE、VoIP、Video over IPもサポートできる「OmniPeek Enterprise」の3製品に整理した。
分散ネットワーク監視用キャプチャエンジンの新ラインアップとしては、有線/無線LANを利用しているデスクトップPCのトラブル解析を行う「OmniEngine Desktop」、大規模ネットワーク向けの「OmniEngine Enterprise」が用意される。
■ URL
株式会社ディアイティ
http://www.dit.co.jp/
ニュースリリース
http://www.dit.co.jp/news/news2007/2007_1205.html
( 石井 一志 )
2007/12/05 17:28
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