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.NETで自由にカスタマイズ可能なIP-PBXソフト「Brekeke PBX 2.1」


 株式会社ソフトエイジェンシーは12月13日、IP-PBXソフト「Brekeke PBX 2.1」を12月17日より販売開始すると発表した。

 Brekeke PBX 2.1は、IP電話システムを構築するためのSIPプロトコル対応IP-PBXソフト。特長は、Microsoft .NETで開発が可能な付属ライブラリ「Brekeke PAL(PBX Active Library)」により、IP電話システムを自由にカスタマイズできる点。

 単に電話代が安くなるからという既存の電話システムの置き換えとして利用されることが多いIP電話だが、本来、ITシステムと電話システムを同一ネットワーク上に構築できるところに最大のメリットがある。同一ネットワーク上に共存することで、IP電話と業務アプリケーションを連携させることも可能で、コスト削減だけでなく業務効率の向上さえも実現できるのが、IP電話の特長なのである。

 Brekeke PALでは、こうした連携を実現するための独自アプリケーション開発を支援。Visual Basic .NET、C#などで自由にBrekeke PBX 2.1を操作して、コールと顧客データベースの連動、顧客対応の録音、アーカイブ化、発信履歴の共有化など、さまざまなカスタマイズが可能になるという。

 もちろんBrekeke PBX 2.1自体にも、営業時間外メッセージや着信時に内線案内をするオートアテンダント、インターネット経由での内線接続、不在転送、通話録音などの標準機能が備わっており、Webブラウザから簡単に設定することが可能だ。

 価格は、Brekeke PBX 2.1が20ユーザーで7万3500円から。Brekeke PALが6万3000円/ライセンス。PBX1台につき1ライセンスが必要となる。クライアント数や接続数には関係ないので、大規模なカスタマイズもIP-PBX×1台であれば、Brekeke PAL×1ライセンスで行うことが可能とのこと。



URL
  株式会社ソフトエイジェンシー
  http://www.softagency.co.jp/
  プレスリリース
  http://www.softagency.co.jp/press/2007/1213


( 川島 弘之 )
2007/12/13 12:51

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