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アライドテレシス、レイヤ2スイッチの耐障害性を強化


 アライドテレシス株式会社は1月15日、レイヤ2スイッチ「CentreCOM 8300/8400シリーズ」の新ファームウェア「Ver.2.7.7」を発表した。同日よりWebサイトからのダウンロード提供を開始する。

 新ファームウェアでは、ループガード機能(MACスラッシング検出)を追加することによりスイッチの耐障害性を強化した。この機能は、接続ミスなどで発生するネットワークのループを検出し、該当するMACアドレスやポート番号などをログやTRAPで管理者へ通知した上で、あらかじめ設定した動作(ポート無効化など)を自動的に実行するもの。同機能は今後、そのほかのスイッチ製品にも順次搭載していく予定という。

 また、MSTP(マルチプルスパニングツリープロトコル)をサポート。ツリー上の論理経路を自動的に形成し、ループ防止とネットワークの冗長化を実現する。複数VLANをまとめたMSTインスタンスごとにスパニングツリーを作成して管理できるため、VLANごとに1つのツリーを作成するのに比べ、VLAN数の増加によるCPU・ネットワーク負荷を抑えることができる。

 新ファームウェアの対象製品は、CentreCOM 8316XL/8316XL(RoHS)/8324XL/8324XL(RoHS)/8424TX/8424TX(RoHS)/8424XL/8424XL(RoHS)。8300シリーズは3月より、8400シリーズは4月より、新ファームウェアに切り替えた状態での出荷が開始される予定。



URL
  アライドテレシス株式会社
  http://www.allied-telesis.co.jp/
  ファームウェアのダウンロードページ
  http://www.allied-telesis.co.jp/support/
  ニュースリリース
  http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2008/nr080115.html


( 川島 弘之 )
2008/01/15 15:59

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