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UCOM、IP電話とネットワークを一元的に提供する中小向けマネージドサービス |
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uni-mo！は、IP電話を含むオフィスネットワークの環境を、UCOMがワンストップで提供するサービス。IP電話設備・ネットワーク機器から、回線インフラ、運用・保守・サポートまでをUCOMが一括して提供するため、専任のITシステム担当者がいない中小企業であっても、付加価値の高いコミュニケーションサービスを利用できるという。代表取締役社長の武林聡氏は、「電話や社内LANすべてを当社が面倒見るのがこのサービス。今まではバラバラだったものが一括して管理されることで運用がしやすくなる。その際、コストが増えてしまっては意味がないので、通信料を下げたり、運用コストを下げたりすることで、費用負担が少ない形で提供できるようにした」と述べ、サービスをアピールした。 具体的なサービスとしては、光ファイバーによるインターネット接続サービスをUCOMが提供し、この回線を利用してIP電話網を構築する。機器は、シスコシステムズ製のルータ、スイッチ、IP電話機を使用しレンタル提供する予定。武林社長はこれについて、「IP環境はどんどん良くなるので導入に踏み切れないという声も多い。（uni-mo！では電話設備などを）ずっと当社がアップグレードし、そのときユーザーが必要なものを提供するので、今、導入に踏み切っていただける。アップグレードし続けるということを大きな柱にする」と述べる。なお、すでにユーザー側にネットワークが構築されているケースでは、IP電話用に別のインフラを構築するか、すでにあるネットワークの再構築を含めて提案することになるとした。 価格は、IP電話機24台以下のプラン「Phone24」で月額5万4000円（税別）からとなっており、利用するIP電話機などの組み合わせによって変化するとのこと。Phone24では、スイッチは「Cisco Catalyst 3560-8PC」、ルータは「Cisco ISR 2801」を利用する。サービス自体は1拠点あたり端末5～240台での利用に対応するが、「主に100台以下の環境を想定する」（武林社長）という。内線通話は拠点間でも無料で、外線通話は全国一律で5.4円/2分。工事費、修理費や設定変更、保守などのなどはすべて基本料金に含まれる。 また今後は、ファイアウォールや無線LAN、認証LANといったネットワーク機能、PCソフトフォンやマネージドWeb会議サービスなどのコミュニケーション機能を、オプションとして追加することも予定しているとのこと。なおUCOMでは、直販や代理店経由での販売を進め、3～4年間で1万～1万8000社程度の獲得を目指すとしている。 ■ ＵＲＬ 株式会社UCOM http://www.fttx.co.jp/ uni-mo！ http://business.fttx.co.jp/service/uni-mo/
（ 石井 一志 ）
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