 |
 |
|
|
| 最新ニュース |
|
|
|
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
富士通、スマートフォン「F1100」を活用したモバイルソリューション |
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||
|
富士通株式会社は1月28日、NTTドコモのスマートフォン「F1100」と連携したモバイルソリューションを発表した。第一弾として、内外線デュアルソリューションの提案活動を開始する。 F1100は、同社が開発したWindows Mobile 6 Standardを搭載したFOMA端末。2007年度第4四半期の発売を予定している。「携帯電話を利用したシステム事例は増加傾向にあるが、iアプリやBREWなど開発リソースが少ない環境での開発を行わざるを得ず、費用が拡大するという課題があった。今回、Windows Mobileを採用することで、Windowsと同等の開発リソースが利用でき、開発費用の削減が可能。また、PCとシームレスな連携も実現できる」（同社ネットワークサービス事業本部ネットワークフロントセンター モバイルプロジェクト推進室室長の鈴木寿氏）と説明する。 通信方式はFOMAのほか、下り最大3.6MbpsのHSDPAに対応。NTTドコモのパケット定額サービス「Biz・ホーダイ」にも対応している。また、IEEE 802.11 a/b/g無線LANも搭載している。「携帯電話で、IEEE 802.11aを搭載したのははじめて。これにより安定した無線LAN接続も可能」（同社モバイルフォン事業本部 先行開発統括部 統括部長の木原茂氏）と紹介。そのほか、Bluetoothも搭載している。 デザイン面では、コンシューマ向けを含め、同社初のスライド式テンキーを採用。「折りたたみ式の端末だと、毎回開けないと相手がわからない。スライド式であれば、そのままの状態で相手を確認できる」（木原氏）と、スライド式のメリットを説明。また、利用状態に応じてさまざまな割り当てが可能な、4つのワンタッチキーを搭載。テンキーをスライドすることなく、さまざまな機能をワンタッチで利用できるなど、利便性も意識した作りとなっている。
今回発表されたモバイルソリューションは、F1100と同社のIPテレフォニーシステム「IP Pathfinder」「CL5000」を連携することで、1台の端末で内線・外線をデュアルに利用可能になるのが特長。 内外線デュアルソリューションでは、相手の居場所に応じて、内線と外線を自動的に切り替えて利用できる。社内は無線LANを利用して接続でき、社外でも無線LANが利用できる場所ではIP電話として、使えない環境ではFOMA端末として利用できる。Web電話帳を利用して電話をかけることができるため、端末側に発信履歴は残らず、紛失時の情報漏えいを防ぐことができる。また、プレゼンス機能を利用して、相手の状態を確認することも可能。価格は、部門導入例（IP Pathfinder 1台、F1100 30台）で、約300万円から。 そのほか、F1100からメールやスケジュールを確認できる「モバイルネットワークソリューション」や、現場ですぐに処理を行える「モバイル業務ソリューション」なども今後提供する。「企業向けのネットワークサービスであるFENICS IIを利用することで、通信時の情報漏えいを防止できる。これにより、社内と同等のネットワーク環境も提供可能」（鈴木氏）と説明。今回のソリューションを利用することで、営業の現場で問題を即解決
同社では、モバイルソリューション拡販に向け、1月21日付けで「モバイルプロジェクト推進室」を新設。総勢200名の体制で取り組むとしている。なお同社では今回のソリューションの目標として、2008年度に500件の受注を目指すとしている。 ■ ＵＲＬ 富士通株式会社 http://jp.fujitsu.com/ プレスリリース http://pr.fujitsu.com/jp/news/2008/01/28.html
（ 福浦 一広 ）
|
