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NEC、モジュール構造を採用したIP・デジタル多機能電話機など |
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DT700シリーズとDT300シリーズは、モジュール構造を採用した多機能電話機。設置場所や利用シーンにあわせ、入力ボタン、ディスプレイ、受話器などの部品を自由に組み合わせることができる。具体的には、無線モジュールで電話機をコードレス化したり、多ボタンモジュールを追加してラインキーを追加したり、といった利用法が可能。また、電話機本体やサイドパネルの色も変更できるほか、各モジュールを組み合わせた23種類の標準パターン品も用意されている。 さらに両製品とも、PCやIP電話機のブラウザからダイヤル相手の電話番号やプレゼンス確認を可能とするソフト「UNIVERGE ActivePhoneBook」との連携をサポートし、相手の状況に応じたコミュニケーション手段を選択できる。いずれも価格は2万4000円（税別）からで、出荷開始は3月3日の予定。 一方のUNIVERGE Aspire Xは、高速アクセスルータ「UNIVERGE IX2005」と同等のルータ機能を内蔵するキーテレフォンシステム。ルーティング機能やインターネットVPN機能も備えるほか、小型から大型までの環境に1台で対応可能な柔軟性を持つ。また、簡単設定ツールを搭載し、初心者でも容易にIPテレフォニーシステムを構築できるようにしているとのこと。価格は46万円（税別）からで、こちらも3月3日の出荷開始を予定する。 なおNECとNECインフロンティアでは、DT700シリーズとDT300シリーズの両製品群を順次グローバルにも展開する予定で、3年間で500万台の販売を見込む。UNIVERGE Aspire Xについては国内において、2008年度に2万5000システムの販売を目指すとしている。 ■ ＵＲＬ 日本電気株式会社 http://www.nec.co.jp/ NECインフロンティア株式会社 http://www.necinfrontia.co.jp/ プレスリリース http://www.nec.co.jp/press/ja/0802/0403.html
（ 石井 一志 ）
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