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F5ジャパン、シャーシ型ハードウェアプラットフォーム「VIPRION」 |
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F5ネットワークジャパン株式会社（F5ジャパン）は2月5日、シャーシ型のハードウェアプラットフォーム「VIPRION」を発表した。同社の基幹製品であるアプリケーションデリバリコントローラ「BIG-IP Local Traffic Manager」などで利用でき、最大4枚のブレードを追加可能という。国内での販売開始は5月の予定。 VIPRIONは、シャーシ型のアーキテクチャを採用したハードウェアプラットフォームで、同社がこれまで提供してきたボックス型プラットフォームと異なり、ブレードの増設によって性能を拡張していける点が特徴。1～2枚のブレードで導入した後に、ビジネスの拡大にあわせて機能・性能を拡張していくような利用法が可能になっている。レイヤ7スループットは最大36Gbps、処理可能なSSLトランザクションは最大20万/秒で、いかなる競合製品と比べても4倍以上も高速という。 信頼性に関しては、ブレードおよびシャーシの2段階で高可用性を提供。複数のブレードを搭載したVIPRIONでいずれかのブレードが故障したとしても、シャーシ内の別のブレードが処理トラフィックを引き継ぐため、サービスの中断を防止できるとのこと。また、搭載されたブレード間で仮想処理ファブリックを構成する仕組みを採用しており、CPUを追加する場合でも設定変更が不要になっているので、いつでも処理能力を高められることもメリット。さらには、追加ブレード数に関係なく常に単一のデバイスとして認識されることから、管理についても柔軟性があるとしている。 ■ ＵＲＬ F5ネットワークジャパン株式会社 http://www.f5networks.co.jp/ プレスリリース http://www.f5networks.co.jp/news/press/release/080205.html
（ 石井 一志 ）
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