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シーゴのI/O仮想化アプライアンスがVMwareに対応
シーゴシステムズ・ジャパン株式会社(シーゴ)は2月12日、I/O仮想化コントローラ「Xsigo VP780」がVMwareに対応したと発表した。Xsigo VP780に搭載する最新OS「Xsigo OS 1.5」で実現された機能で、I/O仮想化の利便性を、より広範な仮想マシン環境に提供できるようになったという。
Xsigo VP780は、ネットワークやファイバチャネル(FC)などの、サーバーが持つI/Oリソースを集約し、仮想化できるアプライアンス製品。通常は個々のサーバーとそれぞれ接続するネットワークケーブル、FCケーブルをアプライアンス側に集約して、サーバー・アプライアンス間を10GbpsのInfiniBandで結ぶことで、複雑になりがちな配線の簡略化を実現する。また、サーバー間の接続も高速化できるほか、仮想的にポートを作ってサーバーにマウントすることから、接続の柔軟性も提供できるという。
さらに作成した仮想化されたI/Oは仮想サーバーに対しても追加可能であり、アプリケーションが利用する仮想I/OごとにQoSをかけられる点も特徴。これまでも、XenやMicrosoft Virtual Serverに対応していたが、今回は新たに「VMware ESX Server 3.5」に対応し、同ソフトベースの仮想マシンとXsigo VP780の仮想I/O接続が可能になった。加えてVMwareの管理ツール「VMware VirtualCenter 2.5」向けのプラグインも提供され、同ツール上から仮想マシンと仮想I/Oの管理を行えるようにしている。
なお同日には、住商情報システム株式会社とネットワンシステムズ株式会社が、米Xsigo Systemsと代理店を契約締結したことも発表された。
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URL
シーゴシステムズ・ジャパン株式会社
http://www.xsigo.co.jp/
ニュースリリース
http://www.xsigo.co.jp/news_events/2008/0212_01.html
http://www.xsigo.co.jp/news_events/2008/0212_02.html
http://www.xsigo.co.jp/news_events/2008/0212_03.html
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