Enterprise Watch
最新ニュース

アライドテレシス、全12ポートがコンボ対応のGbEレイヤ3スイッチ


AT-x900-12XT/S
 アライドテレシス株式会社は2月18日、Gigabit Ethernet(GbE)対応のレイヤ3スイッチ「AT-x900-12XT/S」を発表した。同製品とフィーチャライセンス「AT-x900-12XT/S-L3FULL」を同日より出荷開始する。

 AT-x900-12XT/Sは、12ポートのGbE対応レイヤ3スイッチ。全ポートが1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-TとSFPスロットの選択が可能なコンボポートになっており、必要なネットワークに応じてインターフェイスを使い分けることができる。また、3種類のインターフェイスモジュールを選択可能な拡張スロットも1基搭載。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×12、SFP×12、10GbE(XFP)×1のいずれかの増設を行えるという。

 OSは、モジュラー型の新OS「AlliedWare Plus」を搭載。機能の追加や修正をモジュラー単位で行えるほか、業界標準のコマンドラインインターフェイスを用いているため、他社製品からのリプレースに際して必要な、エンジニアのトレーニングも最小限ですむとのこと。

 今回同時に提供されるフィーチャライセンスを追加購入すれば、基本的なレイヤ3機能以外にもOSPFやPIM-SM、ダブルタグVLAN、メータリング、シェーピングなどの高度な機能にも対応できる。また、負荷分散型冗長ネットワークを低コストで構築可能な、VCS(Virtual Chassis Stacking)やEPSR(Ethernet Protected Switched Ring)機能も搭載した。

 価格は本体が49万8000円(税別)、フィーチャライセンスが20万円(同)、追加インターフェイスモジュールは3種類とも29万8000円(同)。ラインアップにはこのほか、デリバリースタンダード1年保守加入権利付きの「AT-x900-12XT/S-Z1」も用意されており、こちらは本体が53万8000円(税別)、フィーチャライセンスが21万円(同)、追加インターフェイスモジュールが31万3000円(同)となっている。



URL
  アライドテレシス株式会社
  http://www.allied-telesis.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2008/nr080218.html


( 石井 一志 )
2008/02/18 15:14

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.