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OptiViewシリーズIII WGA
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株式会社フルークは2月26日、常時監視型ネットワークアナライザの新製品「OptiViewシリーズIII WGA(Workgroup Analyzer)」を発表した。3月3日から販売を開始する。
OptiViewシリーズIII WGAは、遠隔地からのネットワーク解析を可能にするラックマウント型のアプライアンス。リモートサイトに設置された同製品にアクセスすることで、遠隔地のネットワークを解析できるのが特長。
国内外各地に事業拠点を展開する企業が増える中、ネットワークエンジニアの増員が難しいという問題も、同製品を各拠点に設置したり、必要に応じて本社から機器を送付したりすることで対応できる。すなわち、「問題のあるサイトへわざわざ専門のエンジニアを急派しなくても、本社からリモートで解析することで、時間と経費を節減しながら問題を解決。ネットワークエンジニアを仮想的に派遣するようなイメージで運用できる」(フルーク)というわけだ。
監視は常時行われる。ネットワーク上のすべてのデバイス、アプリケーション、ならびにネットワーク接続を見つけ出すことが可能で、パフォーマンス問題の速やかな特定・解決を支援してくれるという。複数のユーザーによる同時アクセスにも対応するため、ほかの監視ツールと比べ、より多くの人たちにパフォーマンスデータを提供できるとしている。
「OptiViewレポーター・ソフトウェア」を利用すると、OptiViewシリーズIII WGAで収集したデータを使って、レポートの作成、トレンドの表示、しきい値を超えた際のイベント通知が可能になる。また、Office Visioと連動させることで、サーバー・スイッチ・ルータ・ホストを含んだネットワーク図を自動的に作成することもできる。
価格は248万円(税別)から。フルークでは初年度100台の売り上げをめざす。
■ URL
株式会社フルーク
http://www.flukenetworks.com/fnet/ja-jp/
ニュースリリース
http://www.flukenetworks.com/fnet/ja-jp/newsAndEvents/news/OptiView+Series+III+WGA.htm?qsDt=
( 川島 弘之 )
2008/02/26 11:52
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