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アライドテレシス、GbE対応のセキュリティ強化型スイッチ3製品など


CentreCOM GS924SS

CentreCOM 8724SL V2
 アライドテレシス株式会社は3月24日、Gigabit Ethernet(GbE)対応の多機能型レイヤ2スイッチ「CentreCOM GS908SS/GS916SS/GS924SS」と、レイヤ3スイッチ「CentreCOM 8724SL V2」を発表した。いずれも、同日より出荷を開始する。

 新製品のうちGS908SS/GS916SS/GS924SSは、セキュリティや運用管理機能を強化したデスクトップスイッチ。1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポートをそれぞれ8、16、24基搭載するほか、GS916SS/GS924SSは、うち2ポートがSFPスロットとのコンボポートとなっており、光ファイバーにも対応できる。

 設定は3製品ともWebブラウザを利用して行え、ファームウェアアップデート、設定ファイルアップデートもFTP/HTTP経由で実施できる。また、ポートベースVLANやタグVLAN、ポートトランキング、ポートミラーリング、フローコントロールなどの機能も利用可能だ。さらに、IEEE 802.1X認証機能や、MACアドレスフィルタリングによって不正端末を排除するポートセキュリティ機能に対応。ネットワークのループを検出して、ポート閉鎖などあらかじめ設定しておいた動作を自動実行するループガード機能も備えた。

 加えて、省電力機能をサポートした点も特徴で、リンクダウン中のポートにおいて電力を自動的に制限し、消費電力を最大21%抑えられるという。

 価格は、GS908SSが5万4800円(税別)、GS916SSが8万9800円(同)、GS924SSが11万8000円(同)。

 一方の8724SL V2は、100BASE-TX/10BASE-Tポートを24基備えたレイヤ3スイッチ。アップリンク向けのGBICスロットも2基備え、1000BASE-T、1000BASE-SX/LX、1000M SMFなどに対応する。特徴は、ASICによるレイヤ3のハードウェア処理が可能な点で、レイヤ2スイッチングだけでなく、レイヤ3のIPスイッチングもハードウェアで処理可能。スタティックルーティングは、RIP/OSPFに対応するほか、ハードウェア/ソフトウェアのIPフィルタ機能をサポートし、ハードウェアIPフィルタではパケットの破棄・転送処理をワイヤスピードで行えるとのこと。

 VLANはタグ/ポートベースに対応。IEEE 802.1X認証、ポートトランキング、スパニングツリー、VRRPなども利用できる。また、オプションのフィーチャライセンスにより、ファイアウォール機能追加やIPv6サポートといった機能拡張も行えるとしている。

 価格は、8724SL V2本体が19万8000円(税別)、ファイアウォールライセンスが7万3300円(同)、IPv6ライセンスが4万9800円(同)。



URL
  アライドテレシス株式会社
  http://www.allied-telesis.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2008/nr080324.html
  http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2008/nr080324_3.html


( 石井 一志 )
2008/03/24 16:02

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