ポリコムジャパン株式会社(ポリコム)は4月1日、HD対応のビデオ会議システム「Polycom HDXシリーズ」のラインアップに、中小規模の会議室向け「Polycom HDX 7000シリーズ」を追加すると発表した。同日より販売を開始する。
Polycom HDX 7000シリーズは、中小規模向けのHD対応ビデオ会議システム。Polycom HDXシリーズの共通プラットフォームで設計されたシステムでありながら、機能を絞って低価格化を実現したという。具体的には、4Mbps通信機能や、クロマキー技術で複数の映像の合成してビデオ会議に活用する「People On Content」機能などが省かれた。
カメラ、リモコン、マイクは既存の上位機種「HDX 9000/8000」の両シリーズと同一のものを使用。パケットロス時の映像・音声を補正する「Lost Packet Recoveryテクノロジー」、AES暗号化などの機能についても、上位機種同様、利用できる。
価格は、SD品質の「Polycom HDX 7001」が123万2000円(税別)から、HD品質の「同 7002」が155万円(同)から。いずれも、Polycom EagleEye HDカメラの価格を含んでいる。
また今回は同時に、会議レコーディングソフトウェアの新版「Polycom RSS 2000 バージョン3.0」も発表している。こちらは、プレゼンテーションやトレーニングなどのマルチメディアコンテンツを録画、ストリーミングするためのソフトウェア。
新版では、マルチキャストをサポートしたほか、オンスクリーン/Web UIが日本語に対応した。また、優れた音声品質を提供する「Siren 22」に対応し、HDの音声、映像、コンテンツを利用する「UltimateHD」のビデオ会議が録画、ストリーミングできるようになったとのこと。価格は285万円(税別)。
■ URL
ポリコムジャパン株式会社
http://www.polycom.co.jp/
ニュースリリース
http://www.polycom.co.jp/news/release/2008/0401_HDX7000.html
http://www.polycom.co.jp/news/release/2008/0401_RSS2000.html
( 石井 一志 )
2008/04/01 15:01
|