Enterprise Watch
最新ニュース

アライドテレシス、パケットキャプチャ支援機能を搭載したレイヤ2スイッチなど


CentreCOM GS905LF

CentreCOM GS908XL
 アライドテレシス株式会社は4月9日、Gigabit Ethernet(GbE)スイッチ「CentreCOM GS905LF」「同 GS908XL」を発表した。価格はそれぞれ1万4800円(税別)、1万5800円(同)で、同日より出荷を開始する。

 GS905LFは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×5を備えた、ファンレスタイプのレイヤ2スイッチ。1つのポートで受信したフレームを、そのポート以外のすべてのポートへ送信する「フラッディングモード」を搭載しており、パケットキャプチャなどに利用できるという。なお、同モードへの切替は、本体の設定スイッチから可能となっている。また、クロス/ストレートケーブルを自動判別するAuto MDI/MDI-X機能や、フローコントロール機能、ジャンボフレームなどにも対応した。

 一方のGS908XLは、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-Tポート×8を備えるレイヤ2スイッチ。オートネゴシエーションによる自動認識に加え、設定スイッチで、速度、全二重/半二重、フローコントロールのオン/オフなどを手動で設定できる。また、この手動設定によってポートをMDIもしくはMDI-Xへ強制的に固定し、ケーブルの誤接続によるリンクアップを防止することで、ループの発生を未然に防ぐ「Force MDI」に対応した。

 さらに、リンクダウン中のポートの電気出力を制限して消費電力を抑制する省電力機能を搭載するほか、EAPパケットを含むマルチキャストパケットの透過機能も備える。なおGS908XLは10月31日出荷分まで、Force MDIお試しキャンペーンとして、1万2700円(税別)で提供されるとのこと。

【4/11 訂正】
タイトルに誤解を招く表現がありましたので、訂正いたしました。



URL
  アライドテレシス株式会社
  http://www.allied-telesis.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2008/nr080409.html
  http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2008/nr080409_2.html


( 石井 一志 )
2008/04/09 18:28

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.