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EtherScopeシリーズ II ネットワーク・アシスタント Ver.4
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株式会社フルークは5月15日、携帯型ネットワークアナライザ「EtherScopeシリーズ II ネットワーク・アシスタント Ver.4」を発表した。同日から販売を開始している。
同製品は、導線・光・無線のネットワーク環境に対応した携帯型ネットワークアナライザ。新版では、作業効率を革新的にアップさせるという新しいテスト手法を追加した。具体的には、ネットワーク構築中のLAN性能検証が実施できる「サービス・パフォーマンス・ツール」を搭載。このツールを使うことで、DHCP/DNS/Webなどのサービスが正しく機能しているか、十分な応答性を持っているかを検証し、レポートすることが可能という。
また、RFC2544試験手順、およびジッタとビットエラーを含む高度なテスト機能も実装。カスタマイズ可能な評価基準を用いて、エンドツーエンドのEthernetパフォーマンス測定・評価が可能だ。
レポート機能としては、ネットワーク立ち上げ時のLAN/WANのリンク性能が容易に把握できる機能が追加された。これにより、あとになって顧客からパフォーマンス問題を指摘されたとしても、当初の状況と比較できるため、問題の切り分けが容易になるとしている。
そのほか、IEEE 802.11n(ドラフト)のトラブルシューティング機能も装備。アクセスポイント検出と位置の特定をサポートするとともに、インフラおよびクライアント機器が適正な認証アルゴリズムを採用しているかを検証できる。SNMP v3にも対応した。
価格は88万円(税別)から。フルークでは初年度200セットの販売をめざす。
■ URL
株式会社フルーク
http://www.flukenetworks.com/jp
ニュースリリース
http://www.flukenetworks.com/fnet/ja-jp/newsAndEvents/news/EtherScope+v4+release.htm?qsDt=
( 川島 弘之 )
2008/05/16 17:02
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