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H3C、マルチコアCPU搭載のマルチサービスルータ2製品


 H3Cテクノロジージャパン株式会社(H3C)は5月19日、マルチサービスルータ「SR6600シリーズ」を発表した。価格は、最小構成で252万円から。

 SR6600シリーズは、マルチコアCPUを採用したサービスルータ。同製品に搭載されるCPUは1つあたり32スレッドを並列処理可能で、ファイアウォール、QoS、IPsec、NATなどのさまざまなサービスを高速に分散処理できるという。また、これらの機能は専用ボードを追加せずに使用可能で、パケットサンプリングに基づくNetflow互換のトラフィック管理技術「Netstream」にも対応する。

 ラインアップには2製品を用意した。1Uサイズの「SR6602」は、4.5Mppsの転送性能を備え、Gigabit Ethernetポートを標準で4ポート、最大20ポートまで搭載できる。一方、上位製品にあたる7Uサイズの「SR6608」は、18Mppsの処理速度を備えるほか、電源モジュールの冗長化が可能。同社のマルチサービスルータMSRシリーズ」向けのMIMインターフェイスカードも利用できる。



URL
  H3Cテクノロジージャパン株式会社
  http://www.h3c.jp/jp/


( 石井 一志 )
2008/05/19 15:47

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